今日は久々にどっぷりとハマった漫画を紹介してみます。

週刊ヤングジャンプで連載中の
『ハチワンダイバー』12月下旬に第5巻が発売予定です。
作者は『エアマスター』で著名な柴田ヨクサル先生。
余談ですが、先生は『ムーミン』の作者トーベ・ヤンソン氏の
大ファンとのことで、
一風変わったペンネームもその辺に由来しているのだそう。
さて、その『ハチワンダイバー』。
どんな漫画なのかというと、一言でいえばずばり『将棋漫画』。
しかしただの将棋漫画ではなく、
『ハイテンション将棋バトル』という点がミソです。
◆◇◆◇◆◇◆◇主人公の菅田健太郎は、後一歩のところでプロ棋士となる夢破れ、
賭け将棋『真剣』で日銭を稼ぐ冴えない感じの青年。
彼は幼少の頃より20年もの歳月を将棋のみに費やし続け、
文字通り将棋しか能がない。
しかし町の有象無象に比べたら桁違いの棋力の持ち主であるゆえ、
『真剣師』としては無敗の実力を誇っていた。
最終的に彼と『真剣』を指す相手自体がいなくなってしまうのである。
そんなある日、秋葉原の将棋サロンに『アキバの受け師』と呼ばれる
凄腕の真剣師が存在するという話を耳にする。
意気揚々と勝負を挑む菅田だったが、当初の自信はどこへやら、
『アキバの受け師』こと謎の女真剣師にいともあっさりと
惨敗してしまうのだった。
唯一のプライドを粉々に打ち砕かれ、夜通し悶絶する菅田。
たかが将棋。
しかし、たかが将棋に負けて命を絶った人間も少なくないのだ。
悶えに悶えた後日、これ以上落ちまいと決意を新たに
まずは荒れ放題の部屋を片しはじめる菅田。
そんな彼の目の前に現れたのは、因縁の『アキバの受け師』・・・
・・・ではなく、
『メイドの受け師』みるくだった!?◆◇◆◇◆◇◆◇だいたいの粗筋はこんな感じです。
ちなみに表題の『ハチワンダイバー』とは主人公・菅田の通り名で、
9×9=81マスの将棋盤に潜る男、という意味の造語。
この能力に開眼した菅田が咄嗟に、
しかし力強く自らをこう名乗るシーンには思わず興奮しましたね。
読んで字のごとく『伝説が始まった』感があって。
その後も彼は『アキバの受け師』こと『メイドの受け師』こと
『みるく』に導かれて
何故か数々の猛者との対局を余儀なくされるのですが、
このライバル達がまた強烈な個性派揃い。
ヤクザさん、河川敷在住のホームレス、駒と会話ができる漫画家、
美青年人形師などなど・・・
一局一局がまさに『真剣』勝負であり、
息もつかせぬスピーディなハイテンションバトルが展開されるのです。
絵柄は個性的で迫力満点。
大ゴマの使い方が大胆。
かなり好みが分かれそうではありますが、
慣れたら良い具合に病みつきになります。
それに何より、たとえ将棋のルールを全く知らなくても
問答無用でグイグイ読ませてしまう絶対的な熱さと勢いがあります。
今年は個人的にはイマイチ漫画には入れ込めなかったのですが、
最後の最後に理屈抜きで「これは面白い!」と思える作品と
出会えました。
布教してくれた弟に感謝感謝です。
・・・きっと棋譜が分かれば読んでいてもっと面白いのだろうなぁ。
残念ながら私は将棋に関しては清々しいまでにノータッチでして。
今更ながらに将棋を指したい。
どこでどうやって覚えたら良いのだろう。
やっぱり手軽に携帯アプリか?
いつの日か、実物の盤と駒であの
『バチィ!』がやりたいものです(笑)